2025/04/23 お知らせワインラヴァーの声
飲み頃ボーヌ・プルミエ・クリュ 2016/2017 ルイ・ジャド
おすすめラインナップは、こちらです!いずれも750ml 11,000円(税込み)となります。
★ボーヌ・プルミエ・クリュ 2016/2017
1. ボーヌ・グレーヴ2017 WA89~91
2.ボーヌ・トゥーロン2016 WA9x
3.ボーヌ・トゥーロン2017 WA89~91
4.ボーヌ・クロ・デ・クシュロー2016
5.ボーヌ・クロ・デ・クシュロー2017
6.ボーヌ・アヴォー2017
7.ボーヌ・シュアシュー2016
ご注文は「オンラインショップ」「お電話 ☎0258-32-0434 」「お問合せメール」で承ります。
★ヴィンテージ情報
2017 : 2017ヴィンテージの収穫は総じて素晴らしく、2015ヴィンテージと似ているが、やや酸が多い印象です。 暑かったのでよく熟しストラクチャーがしっかりしています。8月に気温が下がったので、程よい酸も 得られました。収量が数年ぶりに平年並みに戻った年でもあります。
2016 : 4月の遅霜でブルゴーニュ全体の90%の畑が何らかの影響を受けました。品質は素晴らしいが量が非常に少ないヴィンテージ。赤白ともに、スムース、シルキー、エレガントで、2014ヴィンテージと2015ヴィンテージの間の印象です。
★ワインラヴァーM氏の声
ここしばらく、2月3日、2月23日、4月6日、4月12日、4月15日とルイジャト、ボーヌの購入が続きました。
ブルゴーニュの2大テロワール、コート・ドール、コート・ボーヌの中でも後者の代表的なアッペラシオンと言えるボーヌ!今回、その広大な葡萄畑のいくつかのプルミエを飲んでみて、やや総括的に感じたことを書いてみます。もちろん、ボーヌには数限りない作り手がいて、自分もこれまでいろいろ飲んできたので、今回はルイジャドのプルミエというくくりの中での印象ということになります。
Pertuisotsと●Aux Crasについては既に書かせていただいたので、Chouacheux、Grèves、les Avauxについて感じたことを書きます。
〇 Chouacheux
透き通るような、あかるいサクランボ色、微かにオレンジのシェード...フルーツ、ミネラル、土、ヴァイオレットのアロマ弾けるような酸、口の中で綺麗に溶けるような感じのタンニン。タイトなストラクチャー、近くのクロデュシュールよりも細身で、すっきりエレガントな印象でした。
〇 Grèves
さすが人気のグラーヴ、薔薇、愛らしい香水、土のアロマ。サクランボやパッションフルーツの鮮烈で濃くて深い味わいの酸、ベルベットのタンニンと合わせてとっても高級感のあるメローな印象をうけます。ミディアムボディのウエイトがちょうど良かったです。
〇 les Avaux
Aux CrasとChouacheuxの中間くらいにあるクリマ。これはとっても酸とタンニンのバランスのいいボーヌだと思いました。深いガーネット色、フルーツジャム、香水、クローブ、土、胡椒のアロマ。上記のプルミエと比べるとやや抑えられた酸とジェントルなタンニン、旨味も感じます。控えめながら、しっかりと心に刻まれる美味しさでした。
あらためてボーヌの広大さと、そのプルミエワインの多様さを感じた一方、他のアッペラシオンにはない、美味しさが口いっぱいに拡がっていく味わいの安定感と、料理に合わせても、単体で飲んでも十分に魅力的な実力を共通に感じました。それは、例えばコート・ドールの名を馳せるアッペラシオンとは明確に違うボーヌ特有の魅力だとは思いますが、このルイ・ジャドシリーズはコンサイスにボーヌプルミエの多様性と、尽きることのない魅力を自分に見せてくれています。ボーヌにも多種多様な作り手がいて、それぞれのクリマで実力をアピールしていることを思うと、このアッペラシオンだけで何十年かけても!味わいきれない無限の魅力を感じます。
ありがとうございました。